【一人旅】海外一人旅なんて目立ちたい(モテたい)からしていた。大学生活の総括の話。

僕は大学の休み期間を使っては海外一人旅をしていました。
皆さんの周り、もしくは皆さん自身も海外一人旅行ったりしたことはあるんじゃないでしょうか。
皆さん、なんで行くんでしょうか。
おそらく、旅行が純粋に好きなんでしょう。
それか、目立ちたがりなのか。
それか、友達がいないか。
今回は僕自身の個人的話をダラダラ書いていきます。
これまで20ヶ国以上、延べ5ヶ月ほど一人旅をしてきました。
もし海外一人旅をオススメするかしないかと言われたら間違いなくオススします。
ただ、正直海外一人旅行きづらいなあて考える気持ちもわかります。
なんで、 僕が海外一人旅を大学生活でしていたのか、それを大学生活をざっとおさらいしながら書いていこうと思います。
初めて海外一人旅をしたのは大学1年生の夏休みでした。
海外に一人で行くこと自体初めてだし、家族旅行でタイに行ったことしかなく右も左もわからない、そんな状況でした。
怖かったです。
ただ、その当時は、思ったよりも大学に刺激を感じておらず、サークルは小中高とずっと続けていた野球のサークルに入り、ダラダラ日々を過ごしていました。
大学の授業も面白さを感じていなかったです。
そんな時、大学時代に海外一人旅をしていた兄の影響を受けて一人旅に行く決意をしました。
(大学1年生の時に海外ボランティアではなく一人旅をした理由)
不安と期待に胸を膨らませるとはまさにこのことかと。
一人で初めて空港のチェックインをして、飛行機に乗り込み、ボーディングパスに記載されている座席を探す。
何に期待を膨らましていたのか。
そう、これでモテると思っていた。
大学の周りには海外なんて言葉を口にする人もおらず、僕が初めての海外一人旅を行うという感じだった。
他の人がしないことをするのは目立つ。
人の目を引く。特別なことは魅力的に感じる。
大学1年生とまだまだ大学に入りたての状態で挑戦する。
僕はその行為それ自体が特別でかっこいいことだと思っていました。
約1ヶ月の初めての海外一人旅を終えて無事に日本に帰ってくることができました。
タイ、カンボジア、ラオス、ベトナム、4ヶ国周り、日本でこれまで体験したことのないことをしてきました。
今まで丸刈りで白球(野球部だったので)を追っていたイモ高校生だった自分では体験できないような経験を1ヶ月で1年分くらいした気になりました。
タイで落ち合っい数日共に過ごした兄に風俗に連れて行ってもらったり、カンボジアの学校ボランティアに参加したり、ただただ観光地を回ったり、他の旅行者とお話ししたり。
それで思ったんです。
ああ、こりゃモテない。
モテない。
大学1年生のイモ学生が一人で海外をぶらぶらしてもモテない。
それが結論でした。
なぜなら、全然目立たないからです。
沢山の旅行者に会いました。
日本人も他の国からの旅行者にも。
海外何十カ国も行ってます、みたいな人。
英語が上手な人。
なんか常にテンション高い人。
知識沢山ある人。
可愛い人。
かっこいい人。
そんな中、僕はただのイモ学生でした。
今もイモかもしれません。
少しでも、大学の周りの友達な中では海外一人旅に行ったという事実だけで少し目立つ存在になれていたかもしれません。
でも、結局違いました。
なぜなら、モテなかったから。
(モテるということには色々な要素が絡み合っています。ここでは目立つ行為、つまり人の注目を浴びる行為をモテると簡略化しています。)
次に考えたのは、日本人の旅行者で英語を喋れる人はモテそうだった、ということです。
当時、とりあえず、自分が生まれ育った日本というフィールドで今後も生き続けていくだろうと思ったでの、とりあえず日本社会の中でモテる存在になることが効果的だという判断に至りました。
東南アジアでは沢山の日本人バックパッカーに会いましたが、総じて外国人とコミュニケーションを密に取れる人は希でした。
その希少価値性は当時の僕からしたら十分にモテることでした。
僕は少し英語を勉強しました。
(フィリピンで1ヶ月遊んだだけでしたが。)
そして、次にインドとネパールに1ヶ月一人旅に行きました。
東南アジアの時より、まずホステルや値段交渉など、道を聞くと行った基本動作で英語がつまづくことはなくなっていました。
海外の旅行者とも少しはコミュニケーションを取れるようにはなり、日本人のバックパッカーの中でも少し目立てる存在になったかなと思っていました。
でも、またモテなかったです。
というのも、次に感じたのは、自分の無知でした。
無知なバックパッカーはクソほどいます。
そして、僕もそんな無知なバックパッカーでした。
知識とはパワーになります。
そして知識には終わりがありません。
そのため、ここでいう無知ということを改善してモテるというステップに達するのは僕は正直まだまだできていないです。
しかし、無知を打開する手立てとして、行動力というのは一つの指標になると思いました。
現地の人とコミュニケーションをとる。ちょっとめんどくさいところにも足を運んでみる。
そういった能動的に行動することが無知打開につながりモテることになるかと思いました。
そのあとに、僕は南米に1ヶ月弱一人旅をしました。
日本から南米という距離を移動し、僕はここでカウチサーフィンを使って現地の人のおうちに泊まるなどして知らないことを知れるように行動力を上げたいと考えていました。
ここまでで、少なからず以前よりは目立った人間になれていたかはわからないです。
でも、結局モテなかったです。
僕はモテたかったです。
スゴイ、ね。
何よりも、自分で自分を凄いなお前て言ってあげられるようになりたかったのかもしれません。
でも、僕はまだ、自分のことを凄いねと言ってあげられませんでした。
なぜなら、中途半端だったから。
英語を少しだけ話せる。
知識は微妙。
そこまでパーティピーポー並みのコミュニケーションと行動力があるわけではない。
まあ、モテないです。
さて、モテるために学生時代にできることはなんだろうと考えました。
英語も磨けて、知識もつけられて、行動力コミュニケーション力を高めることができること。
ああ、留学をしようと思いました。
モテたいから留学。
これは多くのポンコツ留学生の気持ちを代弁しているのではないでしょうか。
僕はモテるために留学しました。
なんか目立ちそうだから。
目立ちたいからタイに留学しました。
(タイ留学を決めた理由)(ぶっちゃバージョン)
約10ヶ月の留学を終える時思いました。
ああ、モテない。
白人の学生に圧倒され、他の日本人の学生も英語が上手だったり話が上手かったり、タイ人はちょっとなんとも言えないけど、総じてモテないという結果になりました。
なんでか。それはあまりも楽をしすぎたからでした。
留学は楽しいです。
ひときわ僕の留学は、勉強もほどほどで、日本人も沢山いて、なんか日本人の僕をよく思ってくれるタイ人の友達にも囲まれて、余裕すぎるイージーライフを送ってしまったのです。
イージーライフを過ごした僕は思いました。
辛い経験をしたらモテるんじゃないかと。
短絡的、でも的確だったと思います。
僕は就活をせずにインドで3ヶ月ちょっと営業のインターンシップをしました。
(インドのの超ブラック海外インターンシップの話)
辛かったです。
なんか、少し、目立ってきた気がしました。
でも、まだモテていないです。
でも、この辺でようやくわかってきました。
モテるという発想、目立つという発想、それ自体があまりにもあやふやすぎたと。
ようやくここで高校野球をしていた時にちょこちょこと聞いていたありがちな言葉に立ち返りました。大事なのは昨日の自分より、今日、今日の自分より明日の自分。つまり、敵は自分自身なのだ、と。
はい。
もっと別の視点を持つべきで、なんかできるという選択肢を増やすことができたということにもっと自信を持つべきだったと。
僕は昔より、確実に成長していると思います。
でもまだできないことがクソほどあります。
ただ、大事なのは誰かを見て、彼はできて自分はできない、なんてダメなんだろ、て思うことではないと。
逆に、他の人を見て、ああそれ僕はできるのに君はできなんだね、と比較して自分のことを優位に感じる行為でもないと。
上を見ても、下を見てもキリがないこの世の中に、何を信じれるかとは、やはり自分自身なのだと思うようになりました。
モテたいから一人旅をするというのは変わっていません。
ただ、モテる必要がなくなったら別に一人旅しなくていいのかなとも思います。
モテる必要というか、モテたいという気持ちがなくなるということです。
つまり、モテたいという気持ちが有る限り、今後も過去の自分を翻って何ができるようになったかを数えていくのだと思います。
でも、おじいちゃんとかになって、特に人生やりきったなあなんて思って海外死ぬ前にぶらぶらするかあ、とかていうこともいつからはあり得るのかなとも思ったりします。
なんかキモいですね。
これはなかなかキモい文章ですね。
でもたまにはキモくていいかなとも思ったり。
キモくなることができるということも大事なことですし。
結局今の僕は、別に
英語がネイティブばりに話せるわけじゃないし、
可愛い子の前だと緊張しちゃうし、
大人数(6人以上とか)は苦手だし、
パーティとか苦手だし、
知らないこと沢山あるし、
正社員としてまだ働いた経験がないし、
まだまだ発展途上だと言えます。(キリ
グダグダした内容ですが、もしここまで読んでくれた人いたら嬉しです。コメントとかも残してくれるともっと嬉しいです。
まあ、結論として、一人旅してる人はみんなモテたいと思ってます。(ん。
ではでは、平和。
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