ローカルバスを使って最安でムルシ族と会ってきた話。カウチサーフィンを使うすすめ。

ローカルバスを使って最安でムルシ族と会ってきた話。カウチサーフィンを使うすすめ。

もうなんのブログか全く分からなくなってきたらくたろうです。

今回は卒業旅行として回っているアフリカ旅のエチオピアのムルシ族の話です。

そう、口に皿をはめているあの人たちです。

1ブル=4円計算(2019年1月)

ムルシ族に会いに行くのにかなり費用がかかりますが、今回は現地のローカルガイドと一緒にローカルバスを使って合計1,225ブル(約4900円)でムルシ族に会いにいった話を書きます。

まず、前提としてムルシ族に会いに行くことはそんな安いものではありません。

50〜90ドルくらいはかかると思った方がいいです。

そんな中僕が支払った今回の値段はおそらく最安レベルだと考えています。違っていたらごめんなさい。

ムルシ族に会いに行く費用

ムルシ族に会いに行くためにかかる費用はまず以下のものになります。

  1. ムルシの村の入村料200ブル
  2. 国立公園の入園料270ブル
  3. セキュリティ料200ブル
  4. ガイド料 交渉次第(相場200~400ブル)
  5. 村までの交通費 ローカルバスだと片道75ブル、車レンタルは一日チャーター100ドル(ドライバー込み)
  6. ムルシ族の写真撮影料 一枚5ブル、もしくはガイドによっては100−200ブル事前払いで撮り放題

になります。

上の1~3は2019年1月現在では固定な金額だと思われますので、これだけでも最低670ブルはかかります。

他の旅行者が話している金額を聞いていてもこれと同値ですのでほぼ間違いないと思います。

費用を抑えるには4~6の費用を以下に抑えるかがポイントになります。

実際に払った費用、内訳

僕はダナキルツアーで知り合った日本人の旅人マーさん(仮名)とアルバミンチで合流して二人で行きました。実際に払った一人当たりの費用は以下のものです。

  1. ムルシの村の入村料 200ブル
  2. 国立公園の入園料 270ブル
  3. セキュリティ料 200ブル
  4. ガイド料 230ブル
  5. 村までの交通費 ローカルバス往復(150ブル)、ガイドのバス代75ブル(マーさんと半分こ)=225ブル
  6. ムルシ族の写真撮影料 100ブルで撮り放題

=1,225ブル

ムルシの村に入るにはガイドを必ずつけないといけないです。

ガイドなしで自力で行くとガイド協会みたいなことを名乗る奴に突き返される、もしくは法外な金額を言われるとのことです。

また、ムルシの人たちは独自の言葉を使い、少々気性が荒いと言われています。そして、村がいくつか点在しており、ガイドによって案内してくれる村が異なるので、どんなムルシ族に会えるかもガイドによりけりということになります。

またガイド協会みたいなところが、あるのかないのか分からないクソみたいなルールを振りかざしてきますので、ムルシの言葉がわかり、色々と説明してくれるガイドがいる方が100%安全で楽しく、勉強になる体験になりますので必ずガイドをつけましょう。

ガイド料は大体200~400ブルが相場だと思います。

どうでしょうか、これ以上やすくはなかなか難しいかと個人的には思っています。

お皿をはめていないと口がビロン

ということでムルシ族に会いに行く上ではローカルガイドがかなり鍵を握ります。

僕はCouchsurfing(カウチサーフィン)を使ってローカルガイドを探しました。カウチサーフィンでローカルガイドを探す上での手順と注意点も書いておきます。

そのあとに実際にローカルバスで行った様子を書きます。

ガイドはカウチサーフィンで探す

旅行好きや海外一人旅好きな人だとすでに結構使っている人もいると思いますが、カウチサーフィンとは旅行者と旅先のローカルの人とのマッチングプラットフォームのことです。無料で宿のホストしてくれる人や、現地でご飯とか一緒に食べれるローカルの人を探すことができる無料サービスになっています。

カウチサーフィンは主にヨーロッパとか北米で結構使われているイメージがあると思いますが、アフリカ諸国でもめっちゃ利用者いてかなりローカルと会える可能性があります。

カウチサーフィンでムルシ族の会いに行く際のガイドを探す手順をこちらで簡単に書きます。

今回ガイドをお願いしたのは大学で観光学を学ぶベビーという名前のこの男
  1. up coming eventでJinka(ジンカ)(ムルシ族に会いに行く際に拠点にする街)に滞在する日程と旅情報を記入してイベント作成
  2. そうするとわんさか勝手にローカルガイドを名乗り出てくる人から連絡がきます。僕は10人前後きました。
  3. レビューを確認して信用できそうな人に何人かに返信をします。
  4. 値段を聞いてみて、上記の値段と車チャーター、もしくはローカルバスで行けないか交渉(3人以上だとどうしても車チャーターするしか選択肢はないかもしれません)。
  5. 値段交渉は複数人として、おそらく車チャーターなどの移動費別で1000ブルまで最高下がると思われます。
  6. 値下げとメッセージのやりとりがうまく行えて信用できそうな人で思い切ってガイドを頼みましょう。

ポイント

  1. ローカルガイドの英語の文章がしっかりしているか、スムーズにやりとりが取れるか
  2. レビューがしっかり書かれているか
  3. 複数人とメッセージをやりとりして正確な情報を掴む

この3点が大事なポイントです。

ぶっちゃけ僕のガイドは英語でのメッセージが微妙だったので若干不安でありましたが、それ以上にムルシ族とのコミュニケーションが抜群だったので選んでよかったとめちゃくちゃ思っています。

3つ目のポイントを具体的にいうと、ローカルバスで行くことはできるか、正確な値段、ムルシ族に関すること以外の質問など、この辺を実際に複数人に聞いてみて整合性がしっかり取れるようにしておくといいと思います。

マーケットの情報などローカルに聞くのが一番ですので。

通称ムルシタトゥー。ナイフでサクサクタトゥーを入れるらしい。いたそう。

そしてカウチサーフィンをお勧めする上で一番根拠となるのが、レビュー機能です。

変な情報や怪しい行動をとるとすぐレビューに書かれるのでローカルガイドもかなり気を使って頑張ってきます。中にはガールフレンドがセクハラされた、などのレビューをもらっているガイドなどもいたりしますのでレビューはしっかり読んで信用できるかしっかり確認するといいですね。

ムルシの村までの行き方はローカルバスか車レンタル

ムルシ族の村への行き方はローカルバスもしくは車レンタルになります。

他の行き方は聞いたことがないので多分これだけです。

ローカルバス帰りはヒッチハイク

片道75ブル。他のローカルたちも一律同じ金額でした。

みんな75ブル。朝6時くらいにバス出発。

ジンカのバスターミナルから出てます。

こればかしはガイドにお願いしっぱなしだったので時間とかはよくわかりません。ただHana-Margo Mursi Bodie行きに乗り込みました。

ただ、問題なのが、帰りはバスがないということで、ジンカに帰る車をどうにか捕まえて、バス代と同じ一人75ブル払う必要があるとのことです。笑

車レンタル

車チャーターは僕のローカルガイド曰く1日ドライバー込みで100ドルでマックス10人くらい乗れるミニバンみたいなものまで可能らしいです。

こちらだと、待ち時間もなく、ドライバーが直接村まで運転もしてくれてめちゃくちゃ簡単です。

3人以上なら車チャーター、もっと大人数なら確実に車レンタルがオススメです。

というより複数人なら必然的にバスという選択肢が消えますが。。

もし10人なんかになるなら、移動費が一人10ドルで済み、ローカルバス並みです。

4人で割るだけでも、一人25ドル。

1000ブル+25ドル=70ドル弱ですね。

十分許容できる金額だと思います。

ただ、ちゃんと上記の金額でしっかり車をレンタルできるガイドを見つけることがまず必須条件になります。

その意味でも事前にカウチサーフィンでガイドを見つけることができれば非常にスムーズに行くと思われます。

ローカルバスでの行き方と帰り。

行き

Hana行きに乗り込んだ後、Hanaまでは行きません。

途中の道なきところでローカルガイドをがバスを止めて、おりました。笑

そして道なき道を歩きます。

10分弱歩くと村が見えてきます!

今回はなんでも人気の村ということで、他にも白人の観光ツアーの団体がいました。

彼らは写真を撮る毎に5ブル渡す仕組みで苦労していましたが、僕らはガイドが村の人とも仲良しだったので事前に100ブルまとめて払っていたので、気にせず写真をパシャリパシャリできました。

阪神タイガースのタオルをちびっこに贈呈。

このまとめて払う仕組みはなかなか最高です。

帰り

2時間弱村を回って、疲れたので帰り道へ。

同じ道なき道を10分弱進み、バスから降りた道に出ます。

ここからはジンカ行きの一般車を捕まえる度にひたすら待ちます。

1時間以上は待つだろうと覚悟していました。

が、

なんと、

待つこと30分で、

車が来ました〜〜!

しかもソッコーで乗ることにOkしてくれてもう神かと。

無事にジンカに帰り、ガイドも含めて僕ら3人分のバス代と同じ金額をドライバーさんに渡して僕らのムルシ族巡りは無事に幕を閉じました。

一緒に行ってくれたマーさんとガイドのベビーに感謝感激です。

これからムルシ族に会いに行く人は是非カウチでローカルガイドを見つけて満足の行くムルシ族巡りにしてみてください。

帰り道ガイドは疲れて爆睡。一緒に行動してくれたマーさんとのスリーショット。

ではでは平和。

(ナイロビなうですが、都会で人もうるさくなくて英語もある程度通じて居心地がマックスです。)