就活生の中で順位をつけるならあなたは何位?面接の質問を考えてみた。

気づけば2021年になり、早3か月が経とうとしています。
今の時期はちょうど22年卒の新卒採用のに向けて世の就活生が活動し始めたくらいの時期になるのではないでしょうか。
私も気づけば社会人になり2年目が終わろうとしています。
就活をしていたのはもう3年以上前になるという事実が信じられないです。
そんな中、新卒採用面接を私がもしやるとなったらどんな質問を学生に問いかけようかという偉そうなテーマについて考えてみました。
というか実際に若手の現場メンバーとして1次面接を数人担当させていただいたので、それを機に今回のテーマを考えてみたという次第です。
友人と酒のつまみとして色々考えてみたのでこの場に残しておこうかと思います。
💡こんな人に読んで欲しい
- 就活生
- 新卒採用に関わっている方
- 暇人
質問3つ考えてみました
- 就活生の中で順位をつけるなら自分は何番目になると思いますか?
- 入社後の実務に活かせる経験を教えて下さい。実務については適宜質問していただいて構いません。
- 友人に弊社のことをお勧めするとしたらどのように話しますか?
それぞれについて具体的な質問の意図について解説してみます。
就活生の中で順位をつけるなら自分は何番目になると思いますか?
この質問は、実は私が実際に就活をしていた当時に投げかけられた質問でもあります。
今振り返ってみるととてもいい質問だったと思い、改めて回答とこの質問の背景を整理して書いてみたいと思います。
見ている部分
- 瞬発力(対応力)
- 論理力(フェルミ推定含む)
- 学チカ(印象強さ)
- 説明力(整理する力)
想定しうる回答例
- 順位付けの基準となる指標を定義する(ここは出題者の方で定義づけしていた方が回答がスムーズになるかもしれないですね)
- 指標にそって自分の順位を概算で説明
- 順位付けの根拠となる理由を学チカを用いて説明
- 上記の流れをわかりやすくまとめて説明する
回答テンプレート例
(1)順位をつける基準をまず、御社に入社して活躍できそうな就活生とします。
御社で活躍できる人材が持つ要素として次の3点を指標として置けると考えています。
1.~~(例:英語でコミュニケーションがとれること、逆境でも諦めないこと)
2.~~(例:不確定な環境で自ら率先して意思決定ができること、学歴)
3.~~(例:わからないことがあれば周囲を頼って答えを探す力)
特に必要な要素だと思うものに重みづけしてもいいかもですね。
(2)今回就活生全体を対象にして、上位0.25%の位置にいると思います(例:100人としたら、1位になると思います)。
なぜなら、さきほど述べた各指標それぞれで私は~~の位置にいると考えたので平均して~~の位置いると考えました。
(3)具体的には、1の~~について学生時代に~~という経験をしたためです(学チカで根拠づけ)。(2)(ここから簡単なフェルミ推定)全体の就活生が~~人いるとかんがえて、その中で~~という経験をすることができる人は~~人だと思うため、この指標ではこの順位になると考えました。
×
先ほど述べた指標の数分
→まとめ~(4)
といった具合で答えをまとめられると良いのではないかと思います。
A.順位付けの基準となる指標を定義する
まず初めに、質問の出題者と自分自身の認識齟齬がないように言葉の定義をハッキリさせましょう。認識齟齬は仕事上ミスに繋がるため、基本的なコミュニケーション力としても大事な要素です。
また、定義がないとその後のロジックの形成が困難になります。ロジックを無双させるためにも出題者としっかり共通認識を持てるようにしましょう。
B.指標にそって自分の順位を概算で説明
就活生全体に対して回答者の順位の正当性を表す根拠が納得のいくものかどうかを簡単なフェルミ推定で正当性をアピールしましょう。
これができれば数字の説得力も増しますし、賢い学生と思われると思います。(何様だよという感じですが)
C.順位付けの根拠となる理由を学チカを用いて説明
順位の根拠となる理由を話しましょう。ここで、これまで経験してきた内容をぶっこみましょう。それによって、数字だけでなく、エピソードとして自分を売り込むことができます。
D.上記の流れをわかりやすくまとめて説明する
これまでの話が結局相手にわかりやすいように説明できないとすべて意味がなくなってしまいます。
回答をわかりやすいように伝えるようにしましょう。
総じて、一見トリッキーに見えるこの質問に対して、落ち着いて回答を整理して答えるだけで、地頭の良さ、肝が据わっていることがアピールできることになり、一気に採用への近道になると思います。
と言いつつ、私が就活生だった時にこの質問をされた時はカスみたいな回答しかできていなかったです。
入社後の実務に活かせる経験を教えて下さい。実務については適宜質問していただいて構いません。
業務理解を深めることで入社後のギャップをなくすこと、実際に業務をこなせる素養があるのかを見ることができるかなと思いこの質問考えてみました。
ギャップをなくすというのは、それで志望度が上がったり、逆に下がったりもする可能性があるというのは面接官側は考慮しておいた方がいいですかね。
見ている部分
- コミュニケーションスキル(質問力)
- 企業、業務理解力
- 学チカ
- 適性
想定しうる回答例
- 認識している実務イメージを説明
- 実務の理解が正しいかどうか面接官に質問して理解を深める
- 入社後の実務で活かせる内容、根拠となる学チカの説明
正直あんまり詳細とか書くことないので割愛します。。
友人に弊社のことをお勧めするとしたらどのように話しますか?
志望度が見えるかなと思ってこの質問考えてみました。
見ている部分
- 企業理解
- 志望度
- 説明力
入社意欲があるかどうかが見えるかなと思ってこの質問考えていました。
なんでおすすめなのかっていう部分に自分の就活軸の話なども織り交ぜて話せたら、企業理解に加えてご自身の考え方も面接官の人に伝えられるのではないかなと思っています。
どんな人が通るのかというと、、
酒のつまみにこんなことを考えていました。
私も若手の現場メンバーとして実際に1次面接を担当したこともありますが、結局のところ、一緒に働きたいか、ストレスなく仕事を一緒にできるか、というフィーリングの部分がやはり大事だと感じました。
月並みな感想ですが。
一緒に働けるかどうかをみる過程で、上記の質問を考えたというだけで、実際に、どこまでロジック無双した方がいいとか、学チカでどれだけヤバイ経験をしているのかなど、その辺の基準は決められないのかなと。
就活生の皆さん、これから会社の新卒採用の面接を担当するかもしれない皆さん、少しでもこの駄文がみなさんの参考になってくれると嬉しいです。
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