【就活日記】企業によって合わせることができる就活の3つの軸の作り方、考え方
- 2018.11.10
- 就活

おはようございます、こんにちは、こんばんは。
今回は僕が就職活動をしていた時に使ってたいわゆる就活の軸の作り方をシェアします。
ちなみに僕はwebテストとかSPIで落ちまくってましたが、面接での志望動機などを話す部分で落ちることはほぼほぼなかったです。
新卒でお仕事を探しをする際、(別に新卒に限らずだとはおもいますが)就職活動の軸て大事です。
就活の軸、はすなわち、それは自己分析の塊であり、面接で話す武器となり、企業ごとの志望動機をオリジナル感を出す最大のポイントになります。
さらにいえば、軸が志望する業界、職種、企業の理由として説得力のあるものになります。
ということで今回は就活軸の作り方です。
就活の軸は3つ用意するべし
志望動機を考えるにあたり、僕がオススメするのは3つ軸を用意することです。
3つ用意することで、オリジナルで一貫性があり矛盾なく各企業に合わせて色を変えて話すことができます。
ということで早速具体的にどんな3つなのか書いていきます。
「何したい」×「どういう人間になりたい」×「どんな環境」
3つの軸は以下のものです。
- 「何したい」
- 「どういう人間になりたい」
- 「どんな環境」
基本的にこの3つで軸を組み合わせで考えればどこでも矛盾なくそれっぽい理由ができます。
そして各企業の色に合わせてアレンジがしやすいものになります。
以下それぞれの項目を見てみましょう。
1.「何したい」
これはシンプルですね。
何をしたいというのはつまりは、「どういう世界を実現したい」かという問いの方が近いものがあると思います。
具体的には、
「地方活性化したい」
「日本の教育改革をしたい」
「日本のファッション業界を刷新したい」
「海外で働く人材を増やしたい」
「海外の貧困を無くしたい」
などなど。
上記のような感じで、どんな世界を実現したいのかを考えてみてください。
そこでまず大きく業界や企業をなんとなく決められると思います。
2.「どういう人間になりたい」
こちらは自分自身がどんな人間になりたいのか、ということを考える問いになります。
先ほどの質問で自分の実現したい世界をなんとなく想像した時に、
「ではその実現のためにあなたはどんな役割を果たしたいですか?」
という問いかけに答える形になります。
これはつまり職種の選定や、入社してからどんな業務に携われることができるかという観点で心強い根拠になる部分です。
これはできるだけ、まず「何したい」とは別で「どうありたい」だけで一度考えてみるといいです。
簡単な例で行くと下記のような感じです。
「人との対話を通して本当のニーズを引き出せるようになりたい」=多くの人の話を聞き意見を交換する人材コンサル
「周囲の人を巻き込むことができる人材」=様々な人と接し関係値を築くことができる営業
「課題解決する力を養いたい」=企業の困りごとを解決するコンサルタント
これで自分がなりたい職種がなんとなく見えてきます。
もちろん「どういう人間になりたい」の回答だけでは複数の職種が該当することになります。
なので企業選びでは1、2、とこの後に説明する3.「どんな環境」の3つの理由の組み合わせが必要となってきます。
ここまでの2つの問いをまとめた一例を紹介
例えばですが、1の問いで将来は「日本のファッション業界を刷新したい」と答えたとします。
ではそれとは別にあなたは以下のようななりたい像を連想したとして、その例と、それぞれで1の問いと組み合わせで言える志望職種を記載してみます。
- 「誰も思いつかないようなことを考えるアイデアマンになりたい」
→イケイケのファッションブランドの企画職、デザイナー - 「自分の好きなことを色んな人に伝えられる人になりたい」
→イケイケのファッションブランドのマーケター - 「とりあえず頭を使って大変なことはしたくない」
→イケイケのファッションブランドのお茶汲み
こんな感じになります。
即興で考えたすごい雑な例なので不明点、納得できない部分などあればコメントしてください。
考え直して記事も修正します。
3.「どんな環境」
続いての軸は「環境」です。
これは自分はどんな環境で働きたいか、つまりは職場、社風、人、と呼ばれる部分ですね。
場合によっては後述する2つ目のどんな人間になりたいかの最適要件としてこの項目を使うというのも全然ありです。僕は実際の就活ではその手法でやっていました。
もう少し具体的にいうと、これまでの人生を振り返って、自身はどんな環境でなら自分の力を出し切れますか?という問いになります。
例えばずっと野球をやっていたとします。
ずっとレベルの高い部活に所属していて、周りは自分よりも経験もあり上手な人ばかりでした。そういう環境でこそやる気が出てメキメキ上達した、というのでしたら、働く際もレベルの高い人が集まる環境で働きたいです、とか言えますね。
逆に何かチームや団体で、メンバー全員が同じ目標に向けて取り組んでいて一体感のある組織で頑張ってきた経験などがあれば、会社の理念に社員一人一人が共感しているできているようなところで働きたい、て言えると思います。
上記の例のように自分の経験からオリジナルのものを考えられるといいと思います。
2つ以上あれば大丈夫!
ここであげた3つの軸を必ずしも用意する必要があるわけではないです。
というのも人によってはそれぞれの項目が被るケースもあります。
本当は被らないように考える必要があるのですが、それはその人のケースによります。
ただ、この中から2つは最低軸を定めることができれば大体の企業の面接や志望理由、自己分析はできます。
具体的に企業を一つ一つ考える際には3つ全部考えるといいです。
1と2で考えてある程度企業が絞られたら、3の環境という観点から企業をさらに絞るみたいなのがまあ王道なのかなと思ったりします。
ちなみに、企業選びの際に、志望企業をより絞る方法も後ほど記述します。
志望動機を企業によってを変幻自在に合わせることができる
実際に具体的に企業を選ぶ時、もしくは面接用に御社が第一志望ですと言う時のテクニック的な話をここで書いて終わりにしたいと思います。
先ほど挙げた3つの軸をさらにブレイクダウンします。
具体的に、1.2.3で思い描いた状態を実現するために何が必要なのかを分解して考えます。
そして、企業選びの際はそこをさらに1.2.3の軸の優先順位と、それらをブレイクダウンした項目の優先順位をそれぞれつけて企業ごとにストーリーを作り上げます。
実際の面接とかでは、「就職活動の軸は1と2と3です。その中でも2を特に重視しており2の実現のために必要なaとbの要素が御社のーーと一致しているため志望致しました。」みたいな感じでまとめることができます。
上記の例では軸1.2.3で大体の企業を絞っていることがわかります。
(この後にはもちろん個人の経験に基づいたwhyの説明が必要となります)
さらにその中でも、どの軸を重要視しているかでさらに絞っています。ぞれぞれの軸を最適化しているという話の流れでも可能。
その場合は次の軸のブレイクダウンで他社との違いに言及する際全ての軸をブレイクダウンしたものを説明する必要があります。
(同様に個人の経験や性格から軸の優先順位のwhyを説明します)
最後は、優先度の高い軸を最適化するために必要な要素に言及して、なぜその企業が最適なのかを他社との違いを踏まえて説明する。
先ほども述べましたが、3つ目の環境に関しては2つ目の「なりたい自分」実現のための最適要件としてブレイクダウンしたものとして使用するのも全然ありです。
こんな流れになります。
このやり方でしたら、複数の企業を受ける際に、それぞれで優先する軸を変えたり、軸の最適化に必要な要素の分解の仕方などを工夫することで、無理なく矛盾なくそれぞれの企業に合った志望動機を絞り出すことが可能になります。
実例
実際に僕がITコンサル、総合コンサルファーム、外資IT企業の選考で使っていたものを簡単に書いておいたのでそちらも見ていただけるとよりわかりやすいかと思います。
特にブレイクダウンする部分のところ。
【就活日記】総合/ITコンサル、外資IT企業の志望理由(実例)
最後に
文字ばかりで見辛い内容になってしまい申し訳ないです。
何か不明点、改善点あれば聞いてくだされば頑張って返答、記事修正しようと思います。
あくまでも就活の軸は人それぞれです。ここで書いたものはあくまで僕の経験からの参考にすぎないです。
正解はないですし、自分に合った考え方を見つけてくださればと思います。
ではでは、平和。
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