【就活日記】ITコンサルタント新卒1年目の業務・所感
- 2020.02.02
- ITコンサル

久しぶりに就活生向けの記事になります。
外資のIT企業に新卒として入社して10か月ほど経ちました。
ITコンサルタントとしてプロジェクトに入ってみて実際に業務を行うようになって様々な気づきがあります。
僕自身が就活生の頃に想像していた業務と大きくこれまでは変わりはないです。
しかし、このイメージを持つまで結構な時間がかかったと記憶しています。
今回は自分自身の振り返りも兼ねて、これから就活を控えている学生の人が実際に入社してすぐ携わる業務のイメージが湧くような内容になればいいなと思っています。
ITコンサルタントの定義
ITコンサルタントと今回表記をしていますが、実際に何をやっているのかというのは会社毎、その人自身によって定義が変わります。
大きく分けると2つな気がしています。
1:Sierもしくはソフトウエアベンダーで製品よりに携わるコンサルタント。
こちらはさらに、1-1:コードを書いて開発を行うことをやる人(SE的な)と、
開発は基本行わず、1-2:既成のソフトウエアの導入を行う人に分かれるかなと思っています。
1-2-1:導入は業務アプリケーションのユーザー操作に近いところに携わる人、1-2-2:製品のインフラよりに携わりデータの移行などでテッキーな業務に携わる人、などがいます。
2:もう一方はそれらの開発のマネジメントを指す場合になります。開発工程を考える、もしくはどこのソフトウェアベンダーを導入するか検討して業務プロセスを考えるというパターンにわかれます。いわゆるコンサルファームとかでITによってるファームはこんなイメージです。
かなりざっくりした分け方なので齟齬もあるかもしれませんが。。
今回は1-2(既成のソフトウェアの導入)に絞っての話になります。
僕の現状
1年目の業務という話ですが、実際の僕のステータスを確認しておきます。
4月に入社し、研修を終えて、7月から配属されて早半年たちました。
プロジェクト完遂まで携わっていないですが局所的に数か月単位で現在2つ目のプロジェクトにアサインされているという状態。2020年2月。
担当しているのは業務側のアプリケーションソフトウェアです。
同期は業務側アプリケーション、インフラ側とそれぞれいます。
新卒1年目ITコンサルタントの業務
自分が取り組んだものをベースに書くと、以下のような感じになります。
- 製品検証
- 資料作成
- 製品環境設定
- データ移行作業
- その他
実際に行った業務、行うでありうるであろう内容を思いつきで書いています。
製品検証
これはかなり大事です。自社の製品の機能について知らないとお客さんに提案などもできないですから。
検証作業を行うケースとしては、製品導入の設定各種をお客さんと話し合う段階と、設定を決定し、お客さんの製品環境ができたタイミングで、実際に業務で使用する操作のあらゆるパターンで設定がミスが確かめるという段階の二つがあると思います。
設定各種をお客さんと話すというのは、製品で業務可能可否について話合うということです。うちの製品はこんなことができます、できません、なので御社の業務のここの部分はこうなります、逆にここは業務を一部このように変更してみてはいかがでしょうか、のような感じです。
そういう話合いをするために、無数にある製品機能について何ができるのかをいちいちテスト検証する必要があります。そしてその検証を実際にやる多くの部分は経験の若い若手が担うことが多いです。もちろん話合いをするメインの先輩コンサルタントもかなり検証します。先輩コンサルタントは検証作業でなく、実際にお客さんと話すので他にも色々と業務が発生するため若手が検証をシコシコ行ってヘルプします。
二つ目のケースのお客さんの環境設定がおわった後に、実際に業務で行う操作で設定ミスがないか確認するという業務になります。
資料作成
検証結果をスクリーンショットとか交えながらぺたぺた貼ってスライド作りをします。
あとは製品機能の紹介とか、業務フローの修正とか、基本的には先輩から指示を受けて資料作成をします。
製品環境設定
お客さんが業務で実際に使う製品の環境を設定します。
承認者はだれで、どのユーザーにはこんな権限をつけて、みたいな。
データ移行作業
基本的にお客さんは異なるソフトウェアを今まで使ってきています。
なのでそのデータを丸っと移す必要があったりします。
ここは実際にはしたことないのでよくわかっていないですが、インフラよりの配属の同期とかは結構これに苦戦して色々試行錯誤しながらシステムいじってるみたいでした。
その他
他は議事録とったり、会議室予約したり、いわゆる雑務をやることもちらほら。
所感
総じて、今のところ楽しいです。そして自然と長時間勤務になります。
基本的にこの職種は、製品知識と業務知識があって初めてスタートラインに立てる感じがあります。
そういう意味では製品の機能検証でシステムを触り倒す業務が新卒1年目でやってくるのは理にかなっており必然ではあります。
また、お客さんの業務を知らないと、もはや議事録もまともにとれなくなります。
製品に関しては無限に機能や気になる画面の項目があるので、キリがないです。お客さんの業務については、業界に絡めて発生するイレギュラーな内容まであるので、勉強しつづけなければいけません。
そりゃ長時間勤務になるなあという所感です。
就活生にむけて
勢いで書いてるだけなのと、あくまで僕自身の話がベースなので漏れありまくりの内容になっています。
こんな業務やるのかなあくらいのイメージをもってもらって、実際の社員訪問、OB・OG訪問で確かめてみていただけたらと思います。
ではでは、平和。
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